動機はいつだって不純

南アフリカ・ヨハネスブルグで暮らすノマドワーカーのつぶやき

ヨハネスブルグの都心から車で10~15分、ハイキングに行って、都市開発について考える

週末にNature Reserveに行ってきました。

Melville Koppies Nature Reserve

場所はこちら。

 Melvilleという地区にあるのですが、かなり都会。

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Melvilleのカフェの前で撮った写真

この写真を撮った場所から車で10分で・・・

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Melville Koppies Nature Reserve

こんな自然が広がります。
岩の後ろには高層ビルが建ち並び、不思議な景色。

 

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わかりにくい小さな入り口。日曜日のみオープン

入り口も住宅街の中にあるので見つかりにくいのですが、ゲートをくぐると異世界が広がっています。

(どうりで都会でも虫とか鳥とかいるわけね)

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ハイキングといってもそんなにハードじゃないので、こんな感じの軽装で行きました

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広大なセメトリーが広がります



 

 

ヨハネスブルグの都市開発について考える

Nature Reserveで、少し高い位置からヨハネスブルグの街を眺めて、ヨハネスブルグの発展について簡単に説明しようと思います。

ヨハネスブルグ全体を地図で見ると、こんな感じ。

 赤い部分がヨハネスブルグなのですが、そこを囲むように、円形状の道路があるのがおわかりでしょうか?都心部を囲うハイウェイです。

このハイウェイを中心に内側が都心、外側が郊外、と言うことになります。

郊外に行く方が地価が下がり、豪邸のような大きな住宅が並びます。その代わり、配意ウェイの外に住むと、通勤時間帯の渋滞がひどいとのこと。

このハイウェイリング、縦長になっています。近年はどんどん北へ北へと再開発が進められていたのだそう。そのため、ヨハネスブルグ南部はいわゆる旧市街、北部が新市街という訳です。

ネルソン・マンデラスクエアのあるSandtonという都市は、まさに新市街の象徴とも言えるきれいなショッピングモールのある場所です。所得の高い1st economy(1st economyと2nd economyについて詳しくはこちらです。

ただ、ヨハネスブルグの北部には、プレトリアという都市(南アフリカの行政府)があるため、現在、北部の開発はプレトリアに接するところまで来てしまったため、南部が再開発されているそうです。

南部には以前治安があまり良くなかった地域もあるのですが、急速に変化している様子。

大学なども多くあるため、若者の街として生まれ変わりつつあります。

 

 

それにしても!ヨハネスブルグには、都心にもかかわらず、高い建物が少ない

一緒に行った南アフリカ人曰くInefficiency(非効率)。人口がどんどん増えて行っているので、アパートメントや高層ビルが今後どんどん増えていきそうです。

 

たしかに街を車で走っていると、あらゆるところで工事が行われています。これから5年10年すると、ヨハネスブルグは大きく変わっているんだろうなあ。