南アフリカロックダウン6日目:南アフリカランドの暴落
ヨハネスブルグから伴です。
ロックダウン6日目。
毎朝のランニングから1日が始まり、日本とエルサレムとのZoom会議をして、気晴らしに料理をし、夕方アパートの周りをスプリント(ダッシュ)する、という割と充実した1日を過ごしました。
パートナーと2人で住んでいるのですが、こうしたずっと同じ人と同じ空間でいると、たまにZoomとかで別の人とも話したくなります…。
南アフリカランド、6円を切る
さて、今日朝いちばんに驚いたことは、南アフリカランド(ZAR)の暴落です。
もともとものすごく変動する通貨なのですが、なんとここまで下がるとは!
ムーディーズの格付けがジャンク並みになったことが大きいと思われます。加えて今のロックダウン。
今後の経済の先行きが本当に心配です。
経済の悪化に伴い、治安もまた悪くなるのでは、と懸念してます。
1年半前くらいに引っ越してきたときは、1ランド8円弱くらいで計算してたから、この短期間でも大きく変動したのですが、ちょっと歴史をさかのぼってみると、面白いくらい暴落しているのでシェアしたいと思います。
ランドとドルの歴史
わかりやすいドルとランドで見てみましょう。
これは、さっきグーグル先生に来たUSD to ZARのレートです。
1ドル=18.23ランド。
このグラフを見てわかると思いますが、この1か月だけみても変動がすごいですね。
1978年からの変動のグラフを見てみた
そして、パートナーが「昔は1ドルと1ランドは同等だったんだよ」っていうものだから、こちらも検索してちょっと調べてみました。
そしたらこんな記事を発見。
なんと1978年から2016年までの記録です!
上記記事から抜粋したグラフがコチラ(下)。
かつて主要通貨だった、というのはこういうことだったんですね。(あれ)
アパルトヘイト体制が崩壊したのが1994年。その前には、多くの主要国から経済制裁を受けて、経済状況は急速に悪化したといわれていますが、いやいや、体制崩壊後の動きのほうがものすごい!
ちなみに日本円は?
ここまで調べて、日本円ってどうなんだろうって思って、調べてみました。
なんとなくそうだと思いましたが、ランドと逆の動きをしてますね。
日本円ランド間のレートはもっとドラスティックに変動しているということですかね…。
なんだかんだ経済メジャーだったものとして、こういうのを見だすと、オイルショックの影響とか諸々きりがなく調べたくなるのですが、今日はこの辺にしておきます。
だいぶどうでもいい話をしてしまった感じもしますが、ものこの辺のマクロ経済はなるようにしかならない!
あまり経済的な打撃が強すぎないといいなあ。
それでは。