動機はいつだって不純

南アフリカ・ヨハネスブルグで暮らすノマドワーカーのつぶやき

南アフリカに移住します、ということについて考えてみる

ケープタウン・テーブルマウンテン

人生にはいろいろな要素があって、いろんなものが影響し合って、今の自分があります。

年末にアフリカから帰国しているのですが、どういうわけか、4月から、私は南アフリカに移住します。

 

自分は変ったのか、変っていないのか

 

良くも悪くも、「ばんゆかこ」という人間は、本質的には変っていないのだと思います。去年、代々木公園で行われたグローバルフェスタを歩いていたら、小学生の時に同級生に声をかけられた。彼女は名字が変っていたし、お互い見た目では気がつかなかったけど、私のしゃべり方は変っていなかったらしい。

10年以上たっても、そうした基本的なところは変っていない。

でも一応、大学に行って、イスラエルの食堂で働いて、バックパッカーをして、インドの先住民の村でアートボランティアをして、某コンサルの公共部門で働いて、有給で船に乗って、会社を辞めて、4ヶ月アフリカに行って、ベンチャーで働いて。

きっと変ったところもあったと思う。

自分という人間は、常に変化しているけれど、自分であることは変っていない。

所属する組織を変えて、付き合う人が変って、

環境は変るけど、自分はいつだって自分だった。気がする。

でも、アクセスする情報の幅が広がり、より多くの人に会い、ちょっと違う場所から世界を見ると、何か、今までに見えなかったものが見えて。

見えたものをもとに、何か人生の実験をしてみると、人生は変っていくのかもしれない。

 

自分はそうやって、授かり物である新しい発見を蓄えた。知らないものを知りたかったし、知らない世界に居る人もみんな友達だと思っていた。

実験を繰り返すことで、いろんな人と繋がった。怒らせてしまうこともあったと思う。

出会いを重ね、好奇心に逆らうことなく、歩んでいったら、今居る場所にたどり着いたのです。

 

 

選ぶのではなく、創りに行きたい

ちょっと、今の私は、今までと違う心持ちです。今までは、環境を変え、そこに順応、あるいは疑問を投げかけ、環境と交流していくことで、自分を広げてきたような気がしますが、

それでは、いつまでも放浪とする身でしか居られないような気がしてきました。

放浪の身でも、困ることはないのですが。

 

でも、ちょっと欲がでて、自分で何か、環境を作りたいと思うようになりました。

今存在する環境から、次を選ぶのではなく、自分で作り上げよう、と。

 

暮らし方も、仕事もそうです。

我ながら、リスクを取ったな、と思います。

 

でも、

リスクだって考えかた次第です。

 

友人が言っていた言葉で、ぐさっと来たもののひとつ。

「なんで挑戦したリスクばかり考えて、やらなかった場合のリスク、成功した場合に得られたはずのものの損失、について考えないのだろう」

たしかに、私たちはよく、挑戦して、失敗したときのことをリスクと言います。

しかし、実際は、挑戦しなかったとき、挑戦したら成功しえられたはずのものの損失や周囲に対する遅れ等は、あまり語られません。

 

でも、これって実は、とても重要な観点だと思います。

挑戦しないことのリスク。

 

よっしゃ、ちょっとやってみよっか!を後押ししてくれました。

 

で、南アフリカに行くらしい

長々と書いたが、つまりどういうことか、私は南アフリカに行くらしい。

これは、上に書いたように、好奇心に従っていろんな環境に飛び込んだ結果、受動的に起こったこと。

大切にしてくれる人が居る場所が、偶然そこだったのです。

また、3ヶ月強住んでみて、ここに住みたい、と思える場所だった。奥深く、噛めば噛むほど味が出る、そんな場所だった。

charitsumo.com

 

そこで私は、日本の会社とリモートワークします。

ひとつは、タイガーモブ株式会社。

もうひとつは、株式会社チャリツモ。

オフラインとオンラインで、新しい世界を、人々に届けたいんです。

自由且つ大胆な生き方を体現しながら、多くの経験やコンテンツを、人々に届けて行きたいのです。

 

あとは、野望として、やはり南アフリカヨハネスブルグで生活をするものとして、現地に溶け込む、現地に対しても何かアクションを起こしていきたいとも思っています。

何をアクションするかは、これから。

 

自分なりの世界を創りに、南アフリカに行ってきます。

 

といっても、移住は4月から。

移住の準備など、ちょこちょこ更新していこうと思います。

 

 

アディオス。